6)セッションの概要

サイキック・マッサージのセッションで ‘レゾナンス・チェック’の次に 行うことは、クライエントによって 異なりますが、ほとんどの場合、ここで初めて実際のマッサージがスタートします。

 

クライエントの身体をマッサージしていくにつれ、この人がどのように生きているのかという全体像が明らかになっていきます。

 

こうしてセラピストは自然とクライエントについての理解を深めていくのです。

 

 

普通、まずはじめにクライアントの‘レゾナンスがある部分’すなわち根源的なセンターとつながりが見られる部分に働きかけます。

 

‘レゾナンス’が それほど存在しない部分へのサイキック・リーディングはセッションの後の方で行うことになります。

 

レゾナンスがない部分というのは、期待や‘personal demand - 個人的な要求’、欲望などのために、そわそわして落ち着きがありません。

 

セラピストの‘臨在-今ここにあること’そしてセラピストとのエネルギー的なつながりを通じて、クライエントの中で、なにかが成長していきます。

 

しかしそれはクライエントを変えようとすることではありません。

 

クライエントが自分自身の内側と外側に対して、なにひとつ要求することなく、己の‘生’のありのままの姿を認め、受け入れるや否や、‘レゾナンス’は広がっていくのです。

 

マッサージの終わりに、時にはマッサージの途中のこともありますが、クライエントの助けとなるような話し方で、セラピストは自分が受けた印象について語ります。